Week5・CHI戦の前々日に差別的なメールが発覚し、なんと敗戦の翌日にスピード辞任
当初は約10年前のことなので、当人がきちんと謝罪と反省を示せばさすがに辞任(解任)はないやろと思てたら、あっという間に次から次へとヤバいメールが表に出てきてしまう
日本語のニュースサイトでは不適切メールが「次々と発覚!」「乱用!」という物々しい表現が使われ、しかも人種、性別、LGBT等々おおよそ考えられる差別全般を網羅してたという俄かには信じ難いスキャンダルとして炎上
このまま静観しても文春砲のごとくまだまだ続報が出るだけだと観念したのか、問題発覚以来異例の速さで辞任が決定
各々のメールの詳細は不明やけど、オーナーのマーク・デービスはじめグルーデンに近しい人達ですら庇いようのない内容と量だったようで
タイミング的にはファンの間でも第2次政権でのグルーデンの手腕に対する疑問が日を追うごとに膨らんできてた矢先であり、レイダースというチームにとっては肯定的に捉える意見も少なくはないみたい
実際復帰から4季目、いまだオフェンスのシステムを構築することにかけては長けている人やと思てるけど、如何せん実戦での融通の利かなさが致命的
既に第1次政権時からたまに応用の利きづらかった面を見せていたグルーデンの戦術は、2次政権ではそれが修正されてるどころか更に手詰まり感を膨らませており、ブランクの間に次々に出てきた若い斬新なコーチが、贔屓チームでなくても見てて楽しいオフェンスを構築してるのを目の当たりにすると、余計に彼のそれは痛々しさすらを感じる程であった
(結局変化したのはお腹の出っ張りだけやったというくだらんオチ)
しかし!どんだけ非難されようと自分はとにかくこの人が好きやった、それだけにこういう形で(恐らく)表舞台から消えてしまうのが個人的には実に寂しい
なんやかや言うて自分がレイダースを応援し始めて一番最初にスーパーボウルへの夢を見させてくれた人で、復帰が決まった際は期待と希望しか湧いてこんかった
当時はこのTシャツを本気で探したもんやったけど・・・
暫定はスペシャルチーム・コーチでありAHCでもあるリッチ・ビサッチアが就任
ひょっとするとケーブルやブラッドリーのようなHC経験者では色が付くので避けたのかも
いずれにしてもシーズンはまだ12試合も残ってるんで、選手、OC、DCがいい意味でグルーデンの呪縛が取れて伸び伸びやってくれれば、まだまだプレーオフの目は残ってるはず
Just win baby !