第1巡選択希望選手、侵略者...

第1巡選択希望選手、侵略者...

いよいよドラフトまであと10日ということで、Raidersの1巡目13位の妄想シミュレーションをば

 

【QB】
まず最優先に考えてほしいのがやっぱりQB。
しかしながら近年稀にみるQB豊作年と評判も、上位3チームがいずれもQB指名は必定ということで所謂BIG3は早々に諦めざるを得ないのが辛い

現地のSNS等ではトレードアップでJayden Danielsを!というのもたまに見かけるけど、万が一3チームの中でトレード交渉に応じるチームが出たとしても、まずその相手は1巡2つ(しかも1つはレイダースより上)を持っているミネソタでしょ、ちょっとレイダースは出る幕ないという感じ

そうなるとワンチャンあるとしたらBo NixかJ.J. McCarthy
2人ともトレードアップしてまで取りに行く価値があるQBかは意見の分かれるところかも知れんけど、自分的には対価次第やけどBoならOK、JJに関しては奇跡的に13位まで落ちてきたら指名で良し

因みに Pennix Jrやけど、前十字を2回やってる上にワシントン大のOLやWRがタレント揃いで、いまいちその実力に対する信頼度に不安があるし、加えてサウスポーというのが個人的にはかなりのネックで、残念ながら自分にとっては魅力に乏しい
よって彼に関しては候補そのものから外して欲しいと思てる、PennixならまだRattlerあたりの宝くじを購入するほうが面白いのでは?

 

【OT】
ということで、もしBoもJJも縁がなければOTを希望
さすがにAltは落ちてこんやろうけど、3Fの誰かは13位まで残ってくるでしょう

なおたまたま1試合フルで見たJCはスルー希望、この試合(相手は忘れた)「これほんまに上位候補?」と思わせるくらい出来が悪かった、こういう巡り合わせって意外と偶然では済まへんのよ、もちろんレザーウッドと同じアラバマ産のOTというのもあるけど(笑)

 

【CB】
あと現地のMockで多いCBの1巡指名には反対の立場。
なぜなら直近10年を調べてみても1~2巡で指名したDB陣はほぼ全滅状態、こうなればもはや相性の問題を通り越して呪われてるとしか思えんレベルでしょ

それでもどうしてもCBというならWigginsでお願いします、あのスピードは楽しみでしかない、もしアル爺が健在なら1位確定でしょ(笑)

いずれにせよ昨年未練杯でウィザースプーンを指名した自分が言うものおかしいけど、もし上位でレイダースに指名されたCBは、ルーキーキャンプの前にまずお祓いに行ってもらいましょう

 

【その他】

狙った獲物が悉く釣り上げられたらトレードダウンもいいけど、ポジションニーズに拘らなければステイしたままでもBowers(TE)なんかもひょっとしたら落ちてくるかもしれんし、少々リーチでもLatu(EDGE)やMurphy(DT)でもおもしろいと思う


以上100%好みと願望だけやけど、これだけ妄想に浸って楽しめるんやからやっぱりドラフトは素晴らしいコンテンツ、しかしそれもこれも1巡を持ってるからこそ楽しめるイベント、なのでどうか無謀なトレードアップで来年以降の楽しみを奪わんとって下さいw

ただねぇ...実質FA初日で派手に打ち上げた以降は、不気味に沈黙を貫いているテレスコが裏でとんでもないことを画策してるのでは?と、どうしても勘ぐってしまう今日この頃です

 

 

'23 Raiders Draft

昨年1・2巡がなかったマクダニとジーグラーのコンビにとって、実質初めて真価が試される'23ドラフト


マックやクーパーのトレードで2019~2021の3年間で計6人の1巡指名選手を得たにもかかわらず、ジェイコブス以外の5人がバストで終わるというRaidersドラフトの惨状に果たして歯止めをかけることができるか?


希望=(上位指名)DT ILB CB (中位指名)OL TE RB (下位指名) EDGE QB S
当初12個の指名権を保持しており、途中トレードがあったとしてもこれくらいは指名できるのではないかと予想


カレッジは普段中々見る機会がなく、毎年ドラフト直前に有望選手のハイライトくらいしか見れないので、選手評は日米色んなサイトやSNS、あとドラフト名鑑からの寄せ集め情報です、よって若干矛盾した評もあるかもしれませんがご容赦を


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1巡7位 EDGE/Tyree Wilson(タイリー・ウィルソン)テキサス工科 6-6/271


(評)体の大きさと腕の長さが特徴のパワー型で、OTの内側からこじ開けるのが得意、TEやRBではとても彼をブロックできない


スピードが課題で手の使い方もまだまだなので相手の動きを処理するのが遅くなる、しかし彼の素質と勤勉さをもってすれば十分にこれらを克服できるはず


クロスビーとジョーンズがいるが、昨今のNFLのオフェンスを考えると3人同時にフィールドに立つことがあっても全然おかしくはない


そもそも昨年C・ジョーンズを補強したにもかかわらず、そのCJがキャリア最少の4.5サックに終わり、結局チーム全体でリーグ下から3番目の27サックにとどまった、2月に33歳になる彼の後釜を探さないといけなかったし、これによりCJ自身の再活性化も期待できる

 

※お気に入りのWitherspoonが5位でSEAに指名された瞬間は思わず天を仰いでしもた
ただ確かにEDGEの優先度は下位にしてたけど、届くはずのないW・Andersonを除けばこの選手だけは別やと思てた
実際未練杯でもWitherspoonが先に攫われたら、GonzalezではなくTyreeで行くつもりやったのでその点では満足


彼の特徴は何と言うても腕の長さやけど、それが如何に武器になるかはRaidersファンにとってはクロスビーが散々実証してくれてるし、実際指名時にはジョーンズのようなタイプと紹介されてたけど、ウィングスパンの長さやラン守備にも長けている点や、逆サイドからも諦めず獲物を追いかけ回すハイモーターぶりはむしろクロスビー似でしょ


DTや内外のLBのポジションもこなせなくはないとの記事もあったが、評にもあるようにEDGE3人の同時使用を含めそこはDCグラハムが工夫するやろ


ルーキーなんでウィークポイントを探せばいくらでも出てくるやろう、でも本営では全体5位、ESPNでは同4位評価の選手を7位指名で獲得できたんやから、少なくともフェレルやレザーウッドを指名した時のような虚脱感を思うと希望しかおまへん
TexasTechの大先輩に思いっきり嫌われるパスラッシャーになってくれ!


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2巡36位 TE/Michael Mayer(マイケル・メイヤー)ノートルダム 6-4.5/249


(評)優れたルートランナーであり徹底的にマークされてもブレイクアウトからフィジカルにセパレートできる能力は秀でている、競り合いにも抜群に強いしフレームの外に投げられたパスにもアジャストできる上に、ゾーンでスポットを見つけるのが上手い 加えてタックルにも強いしレシーバー不足に泣いたノートルダムで一人気を吐いた、ガロポロには最適のTE(ベタ褒めやん!)


ブロックの際に後手を踏むことがある、ランアフターキャッチが余り期待できない

 

※2巡で3つトレードアップして獲得
ウォーラーとモローを放出し、代わりに旬の過ぎた?ベテランのO.J.ハワードとA・フーパーでは何とも心許ないと危惧していたので、レベルの高い今ドラフトから下位でもいいので1枚補強出来たらと思てたけど、まさかこんな1巡指名間違いなしと言われていた大物が釣れるとは!今年のドラフト最大の収穫やろ!


ブロック力はアナリストにより評価は分かれるが、最低でも平均レベルとしてる所が多かった 
懸念材料は40yが4.7というスピード不足、先に別のTEを指名したBUFとDETもその辺を嫌ったか?


要はマクダニさん、グロンクが恋しかったんでしょう


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3巡70位 DT/Byron Young(バイロン・ヤング)アラバマ 6-3/294


(評)身体能力は平均的だがTyree同様腕が長い、3テクのランブロッカーでクイックネスよりパワーとバランスで勝負するタイプ、プレーデザインを読むことに長けており、OLをコントロールしてギャップを確実に塞いでランを止めることができるが、現在NFLで主流になってきているゾーンブロッキングに対しては苦戦するシーンが散見された


横の動きが重くスペースでの立ち回りが上手いとは言えない
パスラッシャーとしては少し反応が遅く、真ん中を割ってQBにプレッシャーを与えることには苦労する
しかしエッジが相手QBを混乱に陥れた際にきちんととどめを刺せることができる


DTにしては若干サイズが小さい、非常にタフネスではあるが、プレーメーカーとまでは言えない
しかしレイダースはDTの人材が絶対的に不足してるので1年目から重宝しそう

 

※パスラッシュの評価はアナリストによって分かれてる、期待できないと評する所もあれば、存外貢献できると見てる所もあった


ただし本営では5~6巡予想、ESPNでも全体114位、DTで彼より高評価の選手は少なくともまだ4~5人残っていたし、その中でなぜ彼?との疑問は残るけど、GMもDCもどうしてもこの選手が欲しい理由があったんでしょ
是非リーチ評価を見返して欲しい


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3巡100位 WR/Tre Tucker(トレ・タッカー)シンシナティ 5-9/182


(評)陸上競技でも活躍した所謂スピードスターで、大学時代はKリターナーとして活躍が目立った
WRとしてもトップエンドのスピードに優れており、ブレイクからの加速とストップが特徴的で、1対1のマッチアップが難しい選手


キャッチ能力がまだまだ不足、小柄な分大型のDBとの競り合いでは圧倒される

 

ESPNではWRランク29位で全体では222位評価の選手、アル爺ならこの順位でもわかるがここでまさかのリーチ指名


主にリターナーからスタートするであろが、レイダースはWRが揃っているとはいえ、ラグスのようなスピードで奥に走り込めるレシーバーはいないのでWRとして成長すれば大きな武器になる


しかしながらさすがに3巡でこんな宝くじ指名してしまうと、他のニーズが4巡以降にずれてそれぞれ1~2ランク下の選手を指名せざるを得ないしわ寄せがくる、ジーグラーさん、前夜にタイリーク・ヒルの夢でも見てしもたか?


もちろん指名したからには自分も同じ夢を追いたい、世間の評価を見事に覆すことができるか!


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4巡104位 CB/Jakorian Bennet(ジャコリアン・ベネット)メリーランド 5-11/188


(評)アウトサイドのCBだがスロットやFSとしてもプレーできる 
サイズは十分でスピードもあり、ボディコントロールも良い


ミラーリングの忍耐力が欠けている、ペナルティが多い


※やっとCBの指名で一息
ここまでくるとあくまで本営やESPNの評価でしかわからんけど、Bennetより1ランク上のPhillipsも残ってたし、なんなら直後の105位で指名されたRingoで勝負しても4巡なら許されたのでは?
なによりペナルティが多いのがレイダースでは致命的になりかねないのが心配


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4巡135位 QB/Aidan O'Connell(エイダン・オコネル)パデュー 6-3/213


(評)正確なパスを駆使してゲームマネジメントに長けている、サックを避けて何とかパスを出すのを試みる


ターゲットをガン見してしまう傾向、ディフェンスのディスガイズへの対応力に欠ける
ディフェンスのプレッシャーに敏感すぎる、ディープの精度は良くない


大学時代はレシーバー陣のレベルが低すぎた、もう少し評価されて良い

 

※まさかホイヤーを本気で2番手と考えてるとは思えんかったんで、下位のどこかでQB指名があるとは思てたけど、ここで来ましたか
どのサイトを見ても"Accuracy"という単語が並ぶのが全てを表してる?


私なんぞルーキーの実力や将来性の見る目は感覚しか持ち合わせてないけど、特にQBは難しい
ただマクダニ好みやということだけはわかるw


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5巡170位 S/Christopher Smith Ⅱ(クリストファー・スミス)ジョージア 5-11/192


(評)アスレチック能力が高くタフネスでハードワーカー、ダウンヒルにアタックでき、ランブロックに秀でている
過去2年間で6回のインターセプト


やはりサイズの小ささが気になり、NFLの大型のWRやTEへのタックルに不安

 

※ここでジョージアのSを指名したのはPHIさんへの謝罪案件?
ドラフトでのSは最近上位でジョセフ、メリフォンウ、エイブラムと悉く外れでメイリッグも微妙ときてる、Smithにはポテンシャルを感じるし、ここでの指名はおもしろそう


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6巡203位 LB/Amari Burney(アマリ・バーニー)フロリダ 6-1/233


(評)アグレッシブで恵まれた体格とプレースピードに優れている
オープンフィールドでも相手をチェイスできる


規律と細かいテクニックはまだまだこれからの選手で、ブロッカーの対処に苦戦するシーンが多かった

 

※フルタイムでゲームに出場するようになったのは2022年シーズンが初めてやったらしいんで、今後の成長曲線に期待


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7巡231位 DT/Nesta Jade Silvera(ネスタ・ジェイド・シルベラアリゾナ州立 6-2/304


4-3のNT、才能があり非常にアクティブ、見た目より軽快でブルラッシュ時の足の回転が速いが、パスラッシュそのものはまだプロレベルではない


横からのブロックに弱い

 

※DT2人目の指名は良し、デプスが少しでもマシになりますように


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【総評】

結局全員で9人を指名、Mayerで歓喜し、Tuckerで目が点になりと、やっぱりドラフトは指名権が多い方が楽しい(当たり前やけど)


世間の全体的な評価は決して高くはないが、昨今のレイダースのドラフトからすれば納得度は高め
それだけRaidersファンは近年ドラフトでの失敗を見せられすぎた


色々勝手なこと書きなぐったけど、カレッジ時代の実力そのままでNFLで通用する選手なんて、よほどの化物以外1年に1人もいてないでしょ


要は入団してからの絶え間ない努力と研究次第ということ、Raidersでいえばジャマーカスとクロスビーの対照的な例を見てたらわかる
なので2~3年後にはTyreeやMayerとTuckerの評価が逆になってるかもしれんし、そこは夢もあるし怖さもあるのがドラフト


とにかくニーズが多過ぎてOLやILBを一人も指名できなかったりしたんで更なる補強がレイダースには必要、残りのキャップスペースは厳しそうやけど、ジーグラーさんあんたの仕事はまだ終わってまへんで


Just Win Baby ! 

 

'22 浮上の機会を逸した3試合

6勝11敗で終わってしまったレイダースの'22シーズン
振り返ればあのゲームさえ取れていれば、シーズンの景色はガラリと変わっていたのではないか?と個人的に強く思う痛恨の3試合を愚痴ってみる


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WEEK2 23-29ARI(OT)


開幕戦を落とした後のホーム初戦
前半は攻守ともにRaidersペースで全くARIを寄せ付けず、むしろ先週もKCに大敗したARIに対し「今季大丈夫か?」と余計なお節介までしてしまう楽勝ムードが後半に暗転、結果フランチャイズ史上最悪の20-0からの逆転負け


後半のTOPは9:56対20:04、O#はたったの18playで48ydのみ、ARIの獲得ヤードはランもパスも約7割が後半に集中、前半完封したマレーに対しては、20秒以上のスクランブルを誰一人捕まえることができず2ptを決められる醜態まで晒す始末


これはもう「後半にアジャストされた」では済まないレベルで、何故こんなことになってしもたのか?まだ開幕2週目だからとしか理由が思いつかない不細工極まりないゲーム


前半のいい流れのまま普通に1-1に戻せていれば、恐らく勝ち越してBYEを迎えることができたのでは?と皮算用できたので、こんな負け方でまさかの開幕2連敗と躓いたのはさすがに応えた


それでもまだこの時点ではすぐに修正してくれるやろうと、それほど心配はしてなかったが、実はこのゲームがこの先シーズンを通してマクダニのゲームマネジメントが下手クソ過ぎることを思い知らされる序章に過ぎなかったことに、この時にはまだ気付いていなかっただけやった


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WEEK5 29-30KC


前週DEN相手に今季初星を挙げ、開幕以来の連敗を3で止めた後の難敵KC戦
しかも敵地ということもあり、勝てるとは思ってなかったが...


蓋を開けてみれば、オフェンスは地上戦ではジェイコブス、空中戦ではアダムスがKCディフェンスを蹂躙
守備ではクロスビーがケガ人が出てたとはいえ相手OLを手玉にとり、所々でマホームズを苛立たせる痛快な活躍


この時点での両者の力関係からすると大健闘のゲームやったが、それだけに絶対に勝って終わらないといけなかったゲームやった
アローヘッドでKCを倒して2-3にすれば、開幕3連敗など吹っ飛んだしまうくらい雰囲気が盛り上がったと思うし、新HCの元でチームの方向性が間違っていないと誰もが確信を持てたのではなかろうか?


対KCを考えても、案の定最終戦では虐殺され千載一遇のチャンスを逃す結果になってしもた


アダムスとレンフローの衝突がなければ・・・


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WEEK14 16-17LAR


NO戦でのまさかの惨敗から負け越しチームに3連敗を喫して早々とシーズン終了かと思われたが、敵地で2試合連続OTでのサヨナラ勝利の後、ホームでLACに開幕戦のリベンジを果たし、5-7まで戻して今季2度目の準本拠地LAに乗り込んでのラムズ


しかも相手はQBスタフォード、WRカップ、DTドナルド抜きというボーナスゲームで落とすはずのないゲーム
ここでさらに連勝を延ばせば、昨季以上の終盤大捲りからのPO進出も現実味を帯びそうな、そんな今季一番雰囲気が良かった中で迎えたTNF


しかし情けないことに、わずか2日前にCARから放出された元全体1位のQBメイフィールドの意地の復活劇という、この週限定公開のまことにくだらない三文芝居のお膳立てをしてしまう結果になってもうた、それも完全自滅という形で


前半2桁リードを奪ったのに最終的に逆転負け喰らったのがこれで今季4回目、逃げ切ったゲームは0。前後半で違うチームになってしまう今季お約束の負けパターン


当初はラムズO#の現状からして20点取れば勝てると踏んでいたが、取れなくとも本来悠々逃げ切れた試合
それを3点確実の位置からのインターセプトに始まり、考えられないオフサイド、信じられないパーソナルF、低レベルなDPI、仕上げはDCのあり得ないコールと、正直バカバカしくて話にならない崩壊ぶり


小指を負傷してまで奮闘したジェイコブスが余りに不憫で見るに堪えない試合になってしまい、これが実質シーズンエンドとなった


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11敗中9敗がワンポゼ差ということもあって、公式のパワランなど1シーズンを通じて成績の割に高順位の評価を得ていたけど、個人的には実力通りの6-11やと思てる


大胆な解釈かも知れんけど、戦力が拮抗している今のNFLでは辛勝と惜敗の差がそのまま実力差と考えてるので、「昨年は強かったけど、今年は弱くなった」ホンマそれだけの話
カールソンというオールプロ1stに選ばれたキッカーを擁しても、これだけ接戦負けが多いのはそういうこと


データを覗いてみると、お家芸のペナルティはDENと並んでワースト2位で喪失ヤードは同3位、相変わらずこれだけは誰がHCになっても変わらん


加えてインターセプトの奪取数やRZでのTD獲得率も、近年下位で低迷することが当たり前になってきた
こういう悪しき伝統が改善されないどころか、新しい病巣も徐々に追加されていくレイダース


思えば開幕前修羅の地区と言われたAFC西地区、当初はこの同地区内の対戦を3-3で乗り切ればプレーオフに手が届くのではないかと目算していたが、そらKCに連敗しての3-3では意味がないわな


今季の低迷はもちろん弱体ディフェンスも原因なのは間違いないが、それにしてもオフェンスの鬼才と言われた男がHCに就任し、リーディングラッシャーに輝いたRBと、100キャッチ&1,500yd超のWRを擁して4つも負け越すて、何が原因やったのか?


結局最後までマクダニとカーを中心としたO#の選手たちとの意思疎通にギャップを感じたままシーズンを終了してしもた印象で、マクダニ自身がその明確な答えを見いだせないと、来季誰がQBになっても巻き返しどころか地盤沈下に歯止めがかからなくなる未来しか見えない


昨季久々にプレーオフに進出できたと思たら、またドアマットチームに逆戻りになるのか?ほんまにそれだけは勘弁してくれ!


むなしくJust Win Baby !

 

 

感想なぐり書き W17SF

●LVR34-37SF (6-10)OT


・オフェンスは予想外だったが、ディフェンスが予想通りでサヨナラ負け
これで正式にプレイオフ争いからEliminateされてもた


・しかしその内容はとても2ndQB対3rdQBとは思えない、両チーム合わせて獲得ヤードが950yd超という激しい殴り合い


・今日の試合だけで言えばQBをスティダムに替えたのは大正解
パス獲得ヤード365ydは、今季カーの最も稼いだ307yd(この時もOT)を大きく上回り、トータルヤード500yd到達は今季2度目


・しかもボサを中心とした相手DLに、常に紙一重でプレッシャーを受けながらもこのパフォーマンスには感心させられた


・ゲーム中はポケットを出た後に走りながらギリギリまでターゲットを探すことができるQBなんやと見ていたけど、試合後のアダムスの言を借りれば、彼やウォーラー、レンフローなどキャッチ力に秀でたレシーバーが一瞬でも空くタイミングをヒットを恐れず粘って待てるタイプらしい


・いずれにせよカーが最も苦手とする事を次々とやってのけたのは新鮮やった
(最後OTでのINTは悔いが残るが、そのプレイだけでこの日の敗戦を彼に押し付けるのは酷というもの)


・そのスティダムの動きと今日はマクダニのコールが嵌ってO#全体のリズムが良くなり、あのSFディフェンスを翻弄できた


・これはカーがマクダニのプレイブックに慣れていなかっただけでなく、マクダニもカーがどんなQBなのか細部を把握しきれていなかったことを表しているのではないか


・実際今日の一連のプレイコールは、NE時代に試合前に立てたシナリオを腹立つくらいに順調に遂行していくあのOC・マクダニエルズの姿をレイダースで初めて見せてくれたような感じがした。それもこれも門下生であるスティダムとのタッグだからこそ実行できたのではないか


・加えてジェイコブス、アダムス、ウォーラー、レンフローと開幕時の期待のカルテットが本当の意味でようやく揃い踏みした印象
その彼等+モローが次々とミラクルキャッチを披露、スティダムにとってはラッキーな巡り合わせだったのか?それともギリギリでキャッチできるパスを投げる技術を持ち合わせていたのか?後者であってほしいがちょっとその解釈は欲張り過ぎか


・まぁこれらはあくまで今日のたった1試合でのことであって、SFの反則の多さにも助けられたし、何より1試合分研究材料を与えたので、次週相手もしっかり対策を立てて挑んでくるのは必定


・それをかいくぐって再び今週と同レベルのパフォーマンスを見せることができるのか?KC戦第2ラウンドはチームとしては単なる消化試合になってしもたが、一応楽しみは残してくれた
少なくとも一昨年LAC戦で、開始早々カーの負傷のあと好救援を見せたマリオタよりも期待度は優っている


・アダムスは移籍1年目でいきなりあのティム・ブラウンのフランチャイズ・レコード(1,408yd)を更新、今日の活躍はいつも以上に神がかっていた


・巷ではアダムスよりジェファーソンが今季のNo.1レシーバーとしての呼び声が高いみたいやけど、そういう人達はちゃんとレイダースのゲームをチェックしてるんやろか?
(そういう私はMINのゲームは数試合しか見とりませんがw)


・打って変わって敗戦の原因はもちろんディフェンス
ただでさえ脆弱なD#に加え、ジョーンズもペリマンもOUTでは太刀打ちできないのは目に見えていたが・・・


・そんなんマキャフリーを止めれるはずないやん!と思てたが、1人でランパス合わせて193ydはなんぼなんでもやられすぎ、アイユークと2人だけで300yd近く許したのではさすがに話にならない、D・サミュエル不在でこれやもんな


・DLはこの日に限らず最近まったく相手QBにプレッシャーをかけられず、これで3試合連続サックなしという体たらく


・そうなると当然ペリマン抜きのLBや、開幕からずっと弱点であるDB陣はボロボロ、Mr.Irrelevant君に好き放題されるのも当然


・最終戦は日本時間の日曜朝に変更、せめて第1Rのようにマホームズを本気で苛立たせる展開に持ち込みたい


RaiderNation 2481

 

感想なぐり書き W16 PIT

●LVR10-13PIT(6-9)


・いきなりオープニングドライブで8分22秒使って先制TD
しかし本日のO#の仕事はこれだけで終わってしもた


・PITさんが「どうぞどうぞ勝って下さい」ともてなしてくれたのを、ウチが「いやいや、大事なメモリアルゲームですから」と丁重にご辞退申し上げたゲームでした


・これだけ接戦でしかも終始リードしてる展開やったのに、ここまで観戦して苦痛に感じるゲームも珍しい


・今日のカーは果たして寒さに弱いという理由だけで片付けられるのか?
最後のレンフローへのパスに象徴されるように今季はレシーバーと合わないとか、新しいオフェンスに馴染むとか以前に単純なコントロールミスが多過ぎる
5試合連続インターセプトを献上したとかはまた別次元の問題


・来季どうするかはマクダニの胸三寸やろうけど、このままだと正直カー残留も含めて希望が持てない選択肢しかないのが現状のQB事情になってしまう


・しかしまぁカーの出来も含めてやけど今季通じて一旦O#が進まなくなると、全然アジャストできんままズルズル終わってしまうのんてなんなん?


・戦略自体がチグハグ、確かにPITのD#相手にジェイコブスのランは苦しめられたが、それにしても今日は彼のキャリーが15回のみ、カーのパスがほとんど機能していなかったのにこれは解せない

 

・今日の勝敗の分かれ目だけで言えば、3Qの終盤ジェイコブスがIフォーメーションから外を捲ってFBジョンソンとWRホリンズの完璧なブロックで35ydほどのランが出たのに モローのフェイスマスクで逆に15ydの罰退、この差し引き50ydが今日の進まないO#を考えると痛恨の極みでした


・ウチのCとGではヘイワード級のDT相手にするのは厳しかったが、もう少し何か工夫できんかったのか


・さらに相変わらずスタンツに弱いOL、シーズン序盤から全然解決できとらん
OLコーチ何やっとるん?


・最近調子が良かったチャンドラーのOUTはその後フェレルが頑張ってカバーできたが、ペリマンの負傷退場は最終ドライブでもろに影響が出てしもた


・今日もほとんど相手QBにプレッシャーがかからず、サックはこれで2試合連続なし
キッカーが普通の調子でQBがトゥルビスキーやったらこんな負け方では済まなかったかも、でもこの日の敗戦をD#に求めるのはさすがに気の毒


プレーオフ云々より、毎度同じようなパターンで来季に向けて希望が持てない負け方が悲しい


RaiderNation 2481

 

 

感想なぐり書き W15 NE

〇LVR27-20NE(6-8)


・最後のプレーで現実逃避してしまいそうやけど、実際は反省しか出てこないゲーム


・日頃NEのゲームを余り見ないので普段はどうなのかわからんけど、今日に関してはあちらさんのOCとQBが勝たせてくれた感が強い
マック・ジョーンズってこんなコントロールの悪いQBやった?


・逆にOLがここまで堅いとは思わなんだ、今季クロスビーがここまでQBまで遠かったのは初めてでは?


・最近多少マシになってきたと思てたDTやったが、成長株のビリングスが先週に続き欠場すると元に戻ってた
スチーブンソンに172ydはいくらなんでも走られ過ぎ、特にラムズ戦の特A級戦犯だったティレリーの横を抜かれると画面を叩き割りそうになった


・inactiveのバースに加え、前半にパーファムが負傷退場してOLが死に体に
65番?61番? カーはパスプロがしっかり保ってナンボのQBなので、この時期にOLに知らん人が2人も入ったユニットでは厳しすぎた、案の定後半はNEがブリッツを増やしてきたために右往左往
こんな2人を使わなあかんくらいやったら、せめてバースが復帰するまでシンプソンを残しとけや!


・今日のは若干同情の余地はあるけど、カーはこれで4試合連続のインターセプトを献上
この人の悪い癖は、一度こういうのを喰らうとしばらく委縮してしまうのが厄介


・それでも何事もなかったかのように判で押したようないつもの後半で案の定ジキルとハイドのオフェンス、試合前も後も旧交を温めてたようだが、マクダニは本当に昨年までNEのOCを務めてたあのマクダニなんか?


・それだけに最終ドライブ、自陣からの4th&10でホリンズにパスを通してからのTDまでは目を疑うようなオフェンスやった
特に仕上げに伏兵コールを狙ったカーのパスはやっとらしさを発揮、それもレビューで諦めてたのにオフィシャルからの有難いクリスマスプレゼント


・今日も反則が多かったが、OLやDBとやはり弱い所に集中して出るのは必然


・#22アブドゥラーのKOリターンと#51クーンスのパントブロックで今まで可もなく不可もなかったSTに少しは希望が出てきたか?
特にアブドゥラーが最近好調、スピードがあり小気味よく相手選手の間を抜けていく
タッチバックが少なければシーズン終了までに一度くらいはリーターンTDがありそうな雰囲気がしてきた


・復帰したウォーラーがTD、レンフローも貴重なパスキャッチを披露してくれてひと安心
残り少ないが今後、特にSFとKCにとって脅威になるレベルまで復活してくれたら一泡吹かせられるかも


・今更ながらホームにもかかわらずあのクラウドノイズはなんとかならんのか
この点に関してはラスベガス移転は完全に失敗やった、そんなことあの坊ちゃんオーナーは何とも思とらんやろうけど


RaiderNation 2481

 

感想なぐり書き W14 LAR

●LVR16-17LAR


・メイフィールドがゲームに出るかもしれないというニュースを聞いた時点で、もし負けるなら彼の引き立て役としての負け方するんやろなと心配してたが、こういう予感はホンマに当たる


・中3日のTNFなので反則を含め多少のミスは仕方ないと覚悟してたけど、それでも4Qにそれが一気に噴出するとは
今季こういう後々応える負け方が多過ぎる


・まぁメイフィールド云々という以前にスタッフォードもいない、カップもいない、ドナルドもいないラムズに対しての敗戦は正直お話にならない


・クロスビーはもちろん、ジョーンズも好調を維持してたのにそれを台無しにした連中の多かったこと
特にフェレル、ティレリー、ロバートソンにはLVに帰ったら十分やいとを据えといて下さい(懸命に怒りを抑えて書いとります)


・自分はRaidersファンの中では比較的カーに対して寛容な方やと思てるけど、あのミスは到底許容できない
3点確実な位置からのインターセプトNFLのQBとして絶対避けなければならない、ましてやリードしてる場面での無理投げなどあり得ない。
普段投げ捨てが得意な(好きな?)イメージがあるが、RZではインターセプトが多いQBではあると数字に出とるし。
因みに今日のカーのレイティングは36.9という永久保存しておきたいような数字


・今日はやたら3rd&ショートでドローを多用してた、全て結果論になるけどどうもマクダニは力勝負は好きではないらしい
折角最近良化してきたOLなんやから、小手先のテクだけでなくもう少し各々のマンパワーを信用してもいいのでは?


・後半はアダムスがパスキャッチ0、カーは獲得パスヤードが11yd、チームトータルヤードが67yd
小指を骨折?しても奮闘を続けてたジェイコブスが不憫でならん


・前半2桁リードを奪ったものの最終的に敗戦したのがこれで今季4回目、逃げ切ったゲームは0。前後半で違うチームになってしまう今年お約束の負けパターン
O#の職人としては一流なのは間違いないと思うが、HCとしての資質は週を追うごとに疑問符が大きくなる
今回が初めてのHC就任ならともかく・・・あらためてベリチックの偉大さ思い知らされているのでは?


・強引に庇うなら、昨季チームとして後半きわどいゲームを悉く勝利してたその反動が今季は出てる負け方が多いような
どうせなら今季残り試合も勝負弱さという膿を出し切って、来季のために勝負運をストックしておこうや!