感想なぐり書き W17SF

●LVR34-37SF (6-10)OT


・オフェンスは予想外だったが、ディフェンスが予想通りでサヨナラ負け
これで正式にプレイオフ争いからEliminateされてもた


・しかしその内容はとても2ndQB対3rdQBとは思えない、両チーム合わせて獲得ヤードが950yd超という激しい殴り合い


・今日の試合だけで言えばQBをスティダムに替えたのは大正解
パス獲得ヤード365ydは、今季カーの最も稼いだ307yd(この時もOT)を大きく上回り、トータルヤード500yd到達は今季2度目


・しかもボサを中心とした相手DLに、常に紙一重でプレッシャーを受けながらもこのパフォーマンスには感心させられた


・ゲーム中はポケットを出た後に走りながらギリギリまでターゲットを探すことができるQBなんやと見ていたけど、試合後のアダムスの言を借りれば、彼やウォーラー、レンフローなどキャッチ力に秀でたレシーバーが一瞬でも空くタイミングをヒットを恐れず粘って待てるタイプらしい


・いずれにせよカーが最も苦手とする事を次々とやってのけたのは新鮮やった
(最後OTでのINTは悔いが残るが、そのプレイだけでこの日の敗戦を彼に押し付けるのは酷というもの)


・そのスティダムの動きと今日はマクダニのコールが嵌ってO#全体のリズムが良くなり、あのSFディフェンスを翻弄できた


・これはカーがマクダニのプレイブックに慣れていなかっただけでなく、マクダニもカーがどんなQBなのか細部を把握しきれていなかったことを表しているのではないか


・実際今日の一連のプレイコールは、NE時代に試合前に立てたシナリオを腹立つくらいに順調に遂行していくあのOC・マクダニエルズの姿をレイダースで初めて見せてくれたような感じがした。それもこれも門下生であるスティダムとのタッグだからこそ実行できたのではないか


・加えてジェイコブス、アダムス、ウォーラー、レンフローと開幕時の期待のカルテットが本当の意味でようやく揃い踏みした印象
その彼等+モローが次々とミラクルキャッチを披露、スティダムにとってはラッキーな巡り合わせだったのか?それともギリギリでキャッチできるパスを投げる技術を持ち合わせていたのか?後者であってほしいがちょっとその解釈は欲張り過ぎか


・まぁこれらはあくまで今日のたった1試合でのことであって、SFの反則の多さにも助けられたし、何より1試合分研究材料を与えたので、次週相手もしっかり対策を立てて挑んでくるのは必定


・それをかいくぐって再び今週と同レベルのパフォーマンスを見せることができるのか?KC戦第2ラウンドはチームとしては単なる消化試合になってしもたが、一応楽しみは残してくれた
少なくとも一昨年LAC戦で、開始早々カーの負傷のあと好救援を見せたマリオタよりも期待度は優っている


・アダムスは移籍1年目でいきなりあのティム・ブラウンのフランチャイズ・レコード(1,408yd)を更新、今日の活躍はいつも以上に神がかっていた


・巷ではアダムスよりジェファーソンが今季のNo.1レシーバーとしての呼び声が高いみたいやけど、そういう人達はちゃんとレイダースのゲームをチェックしてるんやろか?
(そういう私はMINのゲームは数試合しか見とりませんがw)


・打って変わって敗戦の原因はもちろんディフェンス
ただでさえ脆弱なD#に加え、ジョーンズもペリマンもOUTでは太刀打ちできないのは目に見えていたが・・・


・そんなんマキャフリーを止めれるはずないやん!と思てたが、1人でランパス合わせて193ydはなんぼなんでもやられすぎ、アイユークと2人だけで300yd近く許したのではさすがに話にならない、D・サミュエル不在でこれやもんな


・DLはこの日に限らず最近まったく相手QBにプレッシャーをかけられず、これで3試合連続サックなしという体たらく


・そうなると当然ペリマン抜きのLBや、開幕からずっと弱点であるDB陣はボロボロ、Mr.Irrelevant君に好き放題されるのも当然


・最終戦は日本時間の日曜朝に変更、せめて第1Rのようにマホームズを本気で苛立たせる展開に持ち込みたい


RaiderNation 2481